出版社内容情報
我国の中世には諸大名がそれぞれ分権的な法権をもち,しかも多くは慣習法であって,その復元には幾多の困難があった.多年にわたり編者が渉猟した法令の異本・写本を集大成し,ここに中世法制史料の原型を再現した.
内容説明
御成敗式目や建武式目などあらゆる法令の異本・古写本類を、長年にわたり渉猟して原型を再現したこの史料集は、日本中世史研究の金字塔ともいうべき画期的業績であり、このたび読者の強い要望に応え久々に復刊する。
目次
宇都宮家式条
宗像氏事書
相良氏法度
大内氏掟書
今川仮名目録
塵芥集
甲州法度之次第
結城氏新法度
六角氏式目
新加制式
長宗我部氏掟書
吉川氏法度附録(朝倉孝景条々;早雲寺殿廿一箇条)