出版社内容情報
幼い日の出会いから,文学の,そして人生の先輩として敬愛しつづけた「のぼさん」との交流を語る.高浜虚子を始め新海非風,五百木飄亭ら同郷の若者たちと共に成長してゆく明治の青春が多角的に描き出される.(解説=平出隆)
内容説明
幼い日の出会いから、文学の、そして人生の先輩として敬愛しつづけた「のぼさん」の思い出を、豊富な書簡をまじえて多角的に語る。高浜虚子を始め新海非風、五百木瓢亭ら同郷の若者たちとの交流が生き生きと浮かび上がる、明治の青春記。「付録」に、家庭での子規の姿を語る母と妹の聞き書き等を収録する。
目次
木入れ
詩会
其戎宗匠
野球
処女作
七草集
寄宿舎生活
三つの会稿
小説会
廻転期〔ほか〕