岩波新書
阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004309239
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0236

内容説明

壊滅的な打撃を受けた阪神・淡路大震災から一〇年。被災地は表向き見違えるように蘇ったが、復興一〇年の現実はどうか?復興住宅、人びとの暮らし、経済・産業の復興、孤独死の問題など被災地の変化と到達点を市民の立場から検証し、震災の混乱の中から登場してきた「自律市民」の多様な活動を紹介する。

目次

第1章 災害弱者の視点から
第2章 検証・復興の10年(十年後のKOBE―復興はどこまで進んだか;もうひとつの生き方と新しい仕組みづくり)
第3章 生きる場はよみがえったか(コミュニティービジネス;二十一世紀型を模索する福祉コミュニティー;「障害者市民」が登場;新しい住まい方)
第4章 “内”に気付く、“外”とつながる(外国人は「非承認」市民?;海外災害救援)

著者等紹介

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経て、ノンフィクション作家に。72年『マッハの恐怖』で、第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。95年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で第43回菊池寛賞を受賞。現代人の「いのちの危機」をテーマに戦争、災害、事故、公害、病気などに関する執筆活動を続けている
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