内容説明
記憶は海馬、運動は小脳がつかさどることは知っていても、楽しさを感じたり、考えたりするのは脳のどこか、知っていますか?人が消費する全エネルギーの25%を使う脳。そのはたらきが近年、くわしくわかってきています。しびれの正体や「ごほうびシステム」、立ちくらみするわけなど、興味深い話があなたの脳を刺激します。
目次
1 なんだろう、脳みそって?
2 ビジュアルとオーディオ
3 しびれちゃった
4 ハッピーで舞い上がる
5 メモリーしよう
6 考えなくっちゃ
7 さあ、行動だ
8 胸キュン、ドキドキ
9 おやすみなさい
著者等紹介
小長谷正明[コナガヤマサアキ]
1949年千葉県に生まれる。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。専攻は神経内科学。現在、国立病院機構鈴鹿病院長。スモン病やパーキンソン病などの神経難病を診断・治療する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりおか
2
岩波ジュニア新書初めて読んでみた。脳のたった一部や神経わずか一本に異常をきたすだけで普通の人が普通にできる事が出来なくなるっていうのは、我々が普通に行っている事は本当に上手くすれすれのところで脳や神経が働いているからなのだと改めて実感した。2015/10/28
y.yasuyo
1
今迄読んだ脳関係の本で一番分かりやすかった2017/05/14
あべっち
1
脳のはたらきがわかる本です。2013/10/23
99t
1
興味深い例をあげつつ、ていねいな文章で書かれた本だった。脳のはたらきを親切に解説している。2012/10/06
白いカラス
0
いろいろな例を挙げ脳の働きを説明しており、脳に関する基礎的知識を得るにはとても参考になると思います2015/09/17