岩波アクティブ新書<br> もの忘れ外来

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岩波アクティブ新書
もの忘れ外来

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784007000256
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「最近,人の名前を思い出せない.」「休みなのに会社へ行ってしまった.」どんなもの忘れが痴呆症につながるのか.京都大学附属病院老年科での診察をもとに,痴呆症の治療と診断,生活のケアについて解説します.

内容説明

本書は「もの忘れ外来」に来られる方はどういう人なのか、あるいは、そもそももの忘れ、痴呆とはいったいどういうものかを解説したものである。痴呆症が疑われる場合の診断の流れとか、治療がどういうふうに行われているか、具体的に紹介。また、患者さん、あるいはご家族が社会とかかわり合いを持っていく上での社会の仕組み、それをサポートする介護保険、ソーシャルワーカーの役割、そういうものが実態としてどうなっているのかということがよくわかる。

目次

第1章 「もの忘れ外来」とは
第2章 「もの忘れ外来」での診断と評価
第3章 どのような治療があるのか
第4章 「もの忘れ外来」から地域へ
第5章 「もの忘れ外来」の上手な利用法
座談会 「もの忘れ外来」について

著者等紹介

北徹[キタトオル]
1947年生まれ。京都大学附属病院老年科教授。京大病院老年科「もの忘れ外来」は1999年4月開設。加齢による「もの忘れ」と痴呆症との識別、診断・評価後の治療や助言を中心に幅広く「もの忘れ」や「ボケ」の悩みに対応している。医師の他に、臨床心理士、作業療法士、看護師、ソーシャルワーカーなども加わったチーム医療を取り入れて、患者への総合的な支援を行っている
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