講談社現代新書<br> 日本海海戦の真実

講談社現代新書
日本海海戦の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061494619
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0231

内容説明

東郷平八郎は奇跡的勝利の真の立役者だったか。海軍極秘資料に基づき、その意外な真相に迫る。

目次

第1章 歴史の闇に埋もれていた極秘資料
第2章 幸運な男・東郷平八郎と連合艦隊
第3章 バルチック艦隊、対馬へ
第4章 「三笠」での軍議―五月二四~二五日
第5章 決戦!日本海海戦
第6章 「丁字戦法」に潜む二つの謎―「連合艦隊戦策」に秘められた真実
第7章 その後の日本海軍―神格化された東郷と巨艦主義の敗北

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

133
これは、司馬さんが「坂の上の雲」を書いたのちに発見された資料をもとに、書かれています。日露戦争での日本海海戦の丁字戦法は、最初に秋山真之が発案して、東郷元帥が海戦で採用して勝利をおさめた、ということで書かれていますが、物語としては面白いからいいのでしょうね。防衛大で山梨勝之進さんが講演したのでは山屋他人という海軍将官のようです。これで日本海軍は確かに驕ってしまって太平洋戦争でも過去の栄光を引きずっていたのでしょうね。よく調べて書いておられます。2016/02/24

メロン泥棒

2
『極秘明治三十七八年海戦史』全150巻という明治天皇へ寄贈された史料が皇居内で発見され、宮内庁から防衛庁に移管されたのは『坂の上の雲』が発表されたずっと後の昭和57年。元防衛庁戦史研究室長・防衛大学校教授による新史料の研究からわかった日本海海戦の新事実。司馬遼太郎はこの史料の存在は知っていたが、見ることは無かったそうだ。もし、彼がこの史料を読んでいたら『坂の上の雲』はどうなっていただろう。歴史の新発見ほど面白い物は無い。2010/09/15

おらひらお

2
1999年初版。司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読む前にこれを読んだら、読めなくなる可能性あり。丹念に調査して書かれています。2010/07/19

レンズマン

1
戦史もの好きな人にとって惹かれるタイトルですが、あまり読みやすくはないですね。2009/06/20

いちはじめ

1
よくある歴史の定説に異議を唱える本。でも、何故今、日本海海戦?2003/02/21

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