講談社現代新書<br> アジアの歩き方

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講談社現代新書
アジアの歩き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061495760
  • NDC分類 302.2
  • Cコード C0225

内容説明

食、危険回避の方法、常識の違い、日本との関わり、ボーダレス化するいまの姿など、アジアの「真実」が見えてくる。

目次

プロローグ 旅立つ前に
第1章 ディープ・アジアの旅
第2章 されど渡る世間に鬼はなし
第3章 意地でも同じものを食ってやる
第4章 私のアジア事始め
第5章 “アジアはひとつ”なんてわけないだろ
第6章 どれがいったい“日本”なんだ
第7章 それぞれのアジア
第8章 定住する日本人

著者等紹介

野村進[ノムラススム]
1956年、東京都生まれ。上智大学外国語学部中退。『コリアン世界の旅』(講談社+α文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。『アジアあたらしい物語』―文芸春秋でアジア太平洋賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

31
一昔前のアジア・旅のエピソード集と言ったところか。根拠薄弱な世代論と、上から目線の教導的物言いが些か鼻に付くが、70年代のアジアの姿が伺え興味深かった。著者が野村進でなければ良書と言っても良い。しかし著者はあの『コリアン世界の旅』、『アジア新しい物語』の野村進であり、他のノンフィクション作品を含めて比較しても、本書が同じ作家の作品とは思えなかった。ある意味、飾らない著者の性格がストレートに出ていると見ることもできるが。未読の処女作『フィリピン新人民軍従軍記』の執筆秘話が紹介されているのが収穫と言えば収穫。2012/08/06

佐島楓

16
この本を面白くしているのは、ひとえに著者の行動力の凄まじさ。歴史や宗教、慣習といったことをきちんと踏まえたうえでその国を訪れないとひどい目に遭うという著者のメッセージは肝に銘じておくべき。2013/02/10

トッシー7

2
たまたま図書館で手に取った本です。以前読んだ「コリアン世界の旅」の著者の本だったので借りた。気軽に読める。2012/10/23

鈴木正大

1
「アジア定住」「アジア新しい物語」に続いて2001年に出版された本書は絶版になっていて紀伊国屋でもブックオフでも購入できず、麻生図書館で借りた。図書館でも紀行文のコーナーではなく地球の歩き方と同じ棚、旅行案内のコーナーに置かれていた。アジアのディープな旅行記として優れている本書が絶版となって誰からも振り向いてもらえなくなっているのは残念だ。ちなみに追記に義弟のフリージャーナリスト、柳田大元がアフガニスタンでタリバンに誘拐された事が載っているが、本書刊行後、著者は救出に向かい、見事、無事生還させた事を思い出2014/08/17

ncnr

1
楽しいな。10年ほど前の本ゆえ「猿まね岩石」なんていう言葉も出てくる。2012/05/02

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