講談社文芸文庫<br> 萩原朔太郎

講談社文芸文庫
萩原朔太郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061962064
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0195

内容説明

芥川の言葉“宿命は不幸にも萩原君に理智を与へた”の如く、明敏なるが故に近代の毒を満身に浴びた現代詩の創始者、萩原朔太郎のその生活と芸術を、地誌と歴史の中に融合した批評家・磯田光一の正に畢生の評伝文学。最終章は書かれずに終ったが、優に世に残すべき力篇。

目次

序章 ふたつの風景
第1章 文明開化の風土
第2章 中学にありたる日
第3章 日露の戦後
第4章 夜汽車の窓
第5章 月に吠える犬
第6章 青猫の顕現
第7章 故郷にありてゆかず
第8章 東京の憂鬱
第9章 馬込狂躁譜
第10章 氷島の周辺
第11章 悲壮なる父

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