内容説明
あてずっぽうの旅の妙味とシアワセ。全国のとれたてのうまい魚が色っぽく登場。ぐるりと歩いた原色波風うま酒列島。
目次
土佐の三角
ミステリーゾーン
海女島
ふんせん記
ヤマネコ島
演歌旅
瀬戸内きまぐれ
ジグザグ旅
五島列島
かけのぼりハシゴ旅
カニ這い前進
日本海
まぼろし半島
吹雪旅
甑島
でたとこ行脚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pulpo8
16
初シーナさん。楽しめました。エッセイって一番頭を使わなくていいジャンルだと思う。島に行って魚食ってうどん食って港に行って・・・・・・と、これで本の内容が説明できてしまう(笑)海大好きな私からすれば、椎名さんの本は宝の山のようなものなのだけど。202ページの「石川さよりなのだった」がツボに入った。印象に残った島は瀬戸大橋が架かった与島ですね。本当に橋桁だ。それから日本最小の有人島、蕨小島。野付半島の先端にかつてあった集落のノスタルジックな風景にも心惹かれる。そして、港の小学生の魚の絵は本当に上手だなぁ!!2014/09/18
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×5.0…彼の旅物語は身構えないで読めますし、文章も面白いです。この作品でもうひとつ味わいたいのは書くたびの冒頭にちょこん、と出てくる著者が書いたイラストです。脱力系イラストが出てきますがその中で一番面白いのは最初に出てくるお話のイラスト。笑わせていただきました。そのほかにも酒好きにはたまらないであろうお酒とつまみのお話や適当な旅だからこそ出来るさまざまな人の出会いとか。私も海が大好きなのでこういう旅に出てみたいな、と思いました。2012/12/18
ふみ乃や文屋
0
椎名さんの一人旅は珍しい気がします。ご当地のひととふれあいにいくその積極性はすごいと思う。今は物騒な世の中ですし、なかなかできないことである気がします。2016/11/20
sababanana
0
今週の病院暇つぶし図書館本。2016/10/08
yayanoa
0
第二集を先に読んだのだけれど、まだ、ちょっと控えめなシーナさん。笑。2013/08/23