内容説明
「神町」そして、ふたたび…。土地の因縁がつなぐ物語。終わりという名のはじまり。表題作「グランド・フィナーレ」ほか三篇を収録。第132回芥川賞受賞作。
著者等紹介
阿部和重[アベカズシゲ]
1968年生まれ。小説家。『アメリカの夜』で第37回群像新人文学賞を受賞しデビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞を、『シンセミア』では第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞をダブル受賞し、『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞を受賞した
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