新潮文庫
たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101381138
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0131

内容説明

次期支援戦闘機・FSXを自主開発したい―。それが、日米同盟のジュニア・パートナー日本の悲願だった。だが米国は、ニュー・ゼロファイターを許そうとしなかった。ニッポンが独自の航空機産業を育て、ワシントンから自立していくことを恐れたのだ。国家的ビジョンを持たぬまま、孤立無援の闘いを続ける哀しき外交戦士たちの姿がここにある。

目次

プロローグ 戦略を担う者たち
第1章 ケビン・カーンズのたったひとりの反乱
第2章 日の丸FSXの墜落
第3章 反FSX包囲網
第4章 政権内部のFSX戦争
第5章 舵をきるブッシュ政権
第6章 フォギー・ボトムの憂鬱
第7章 対決は議会へ
第8章 勇気ある人々
第9章 すべては東芝事件から始まった
第10章 黄昏の日米同盟
エピローグ 迷走する日米同盟

著者等紹介

手嶋龍一[テシマリュウイチ]
1949(昭和24)年、北海道生れ。NHK政治部記者として外交・安全保障を担当。その後、ワシントン特派員、ハーヴァード大学国際問題研究所フェロー、ボン支局長を経て、NHKワシントン支局長をつとめる。9・11事件に際して11日間の連続放送を担当。2005(平成17)年独立して外交ジャーナリスト・作家となる。早稲田大学政経学部の大学院客員教授として「映像ドキュメンタリーと国際政治」を担当し後進の指導にも取り組む。’06年に発表したインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』は出版界に大きな衝撃を与えた。いま最も注目されるジャーナリストの一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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