新潮文庫<br> 戦争と平和〈1〉 (改版)

個数:
電子版価格
¥979
  • 電書あり

新潮文庫
戦争と平和〈1〉 (改版)

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月19日 22時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 677p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102060131
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

内容説明

19世紀初頭、ナポレオンのロシア侵入という歴史的大事件に際して発揮されたロシア人の民族性を、貴族社会と民衆のありさまを余すところなく描きつくすことを通して謳いあげた一大叙事詩。1805年アウステルリッツの会戦でフランス軍に打ち破られ、もどってきた平和な暮しのなかにも、きたるべき危機の予感がただようロシ社交界の雰囲気を描きだすところから物語の幕があがる。

著者等紹介

トルストイ[トルストイ][Толстой,Лев.Н.]
1828‐1910。19世紀ロシア文学を代表する巨匠。ヤースナヤ・ポリャーナに地主貴族の四男として育つ。ルソーを耽読し大学を中退後、暫く放蕩するが、従軍を機に処女作『幼年時代』等を発表、賞賛を受ける。帰還後、領地の農民の教育事業に情熱を注ぎ、1862年の幸福な結婚を機に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』を次々に完成。後、転機を迎え、「神と人類に奉仕する」求道者を標榜し、私有財産を否定、夫人との不和に陥る。’99年『復活』を完成。1910年、家出の10日後、鉄道の駅長官舎で波瀾の生涯をを閉じた

工藤精一郎[クドウセイイチロウ]
1922年福島生れ。ハルビン学院卒。日ソ文化交流機関講師、関西大学教授等を歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

456
この大長編小説の幕開きはアンナ・シューレルのサロン。ここに今宵も大勢の貴族たちが群れ集う。みんなそれぞれの思惑や野心を胸に秘めながら。この頃、ピエールは未だ一介の庶子に過ぎず、ナターシャもようやく子どもを脱しようかという12歳。ロシアという大河の流れを表現するトルストイの筆は緩やかでありつつ、あちこちでさざ波だってもいる。急転するのは後半。ナポレオン軍との戦端が開かれたのだ。このあたりからはアンドレイが一頭地を抜き始める。もっとも、巻末では捕虜の身となるのだが。爵位と財産を継いだピエールの運命も激変する。2023/01/10

ハイク

126
サマセット・モームは「戦争と平和」を世界名作10選に選らんでいる。私自身以前から読みたい本と思っていた。この本は貴族達の舞踏会や社交及び戦争についての描写について、トルストイは自身の人生経験を生きていると言う。彼の家系は上流階級の貴族であり、クリミヤ戦争に従軍したという。これらの経験が本の執筆に大きな影響を与えたのだろう。そうであるからこそ舞踏会や戦争場面の細かい描写等出来るのだ。読むに当たって登場人物のリストをサイトで調べ読み進めた。相当数の人物と難しいロシア人名を認識するのに大いに役に立っている。 2017/05/06

扉のこちら側

90
初読。2015年1180冊め。【87-1/G1000】戦争嫌いの空想家・ピエールと粘り強い軍人・アンドレイは親友同士で、対照的とされて作中では二人がどれだけ違っているか対比されるシーンが多いのだけれど、そう強調されればされるほど一人の人間の表裏のように思えて仕方がない。【第7回G1000チャレンジ】【新潮文庫夏のキャンペーン1962】 2015/12/04

NAO

65
再読。堕落し腐敗しきった貴族社会を忌み嫌うアンドレイ公爵と、ピエール。二人の視点から、ナポレオンのロシア侵入と、ロシアの貴族社会が描かれていく。アウステルリッツの会戦の描写は圧巻だが、それにもまして、ナポレオンを偶像視していたアンドレイの絶望の深さの心理描写がすごい。莫大な遺産を手にしたピエールの周辺も、急激にばたばたし始めたところで、2巻へ。2017/01/04

syaori

60
物語の始まりはペテルブルグの夜会から。夜会の出席者たちを通じてモスクワのロストフ家や、ボルコンスキイ家の領地へというように、だんだん世界が広がっていくのに大河小説が始まったのだなというワクワク感が高まります。早々に繰り返される老獪なワシーリイ公爵とやり手のアンナ・ミハイロヴナの駆け引きは貴族社会の嫌らしい部分がいい具合に出ていて大変好き。個人的には流されやすいピエールと善良なマリヤ、若さが溢れすぎているニコライが心配です。本巻はアウステルリッツの敗戦まで。アンドレイが大変なことになって2巻へ!「ウラー‼」2017/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/503622
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品