神様の墜落―“そごうと興銀”の失われた10年

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104459025
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0095

内容説明

悲願の売上げ高日本一に輝いた八年後、巨大百貨店はなぜ破綻したのか?トップの座に就き30年、崇められるカリスマ経営者。無謀な資金供給を続ける名門銀行。出店攻勢で築かれた消費の王国は、バブル崩壊と共に虚飾の相貌を露わにし始める―。そごう元会長など関係者が初めて明かした新事実から描く、迫真のドキュメント。

目次

神様の無念
野望の源流
有楽町で逢いましょう
初心な経営者
急拡大
人脈
岐路
無敵
魑魅魍魎
せめぎあい
個人保証
決裂
債権放棄の要請
迷走
逮捕

著者等紹介

江波戸哲夫[エバトテツオ]
1946年東京生まれ。東京大学経済学部卒。三井銀行(当時)を一年で退職し、出版社に勤務。’83年フリーとなり、以後、主に政治、経済周辺に題材をとった作品を精力的に発表している
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感想・レビュー

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rbyawa

2
b044、もう1冊、よく似たタイトルの本があってどちらにしようかな、と思っていたが、多分こちらの選択で良かったのだと思う。カリスマ経営者の話を聞き、その立場に立って事態を眺めた上で、彼がどうして道を踏み外してしまったのかの冷静な分析という体裁になっていた。派手さは減るかもしれないが、この事態はこれで十分面白い。そごうがなぜ異様に膨れ上がったか、というと時代の流れとやっぱり私には見える、興銀はそごうの煽りを食らったが(そして責任を取らなかったが)、本で突然に倒産していた長銀はアジア通貨危機か、カオスだなぁ。2011/05/13

あぽす

1
会社組織や売場を差配する番頭役がそごうに存在していれば、水島廣雄やそごうがこんな憂き目を見ることはなかったはずです。経営者としての水島氏の最大の罪は、そういう人材を傍に置かなかった、あるいは育てることができなかったことでしょう。2019/10/26

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