新潮新書
団塊老人

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106100772
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C0236

内容説明

いわゆる「団塊の世代」は、あと二、三年後に日本中到るところで続々と定年を迎え、年金生活者に変わる。この大きな塊は、単なる無為徒食の群れと化し、日本の国力を疲弊させ、後続世代のお荷物となるだけなのか。自らも団塊世代である著者は、団塊への愛情をこめて、団塊とは何だとまず問い掛ける。そして、同世代が明るい老後を迎えるにはどのような気概と手立てが必要かを説く。同世代に向けた心からのメッセージ。

目次

第1章 団塊の世代の傲慢と不遜
第2章 団塊の世代がバブル経済を推進した
第3章 年金には税金を投入せよ
第4章 生き抜くための老後の哲学
第5章 子供と親にお金を使わない
第6章 妻に嫌われない方法
第7章 専業主婦にとっての定年
第8章 肩書きを捨て、裸の人間に
第9章 団塊の世代の老後は明るい

著者等紹介

三田誠広[ミタマサヒロ]
1948(昭和23)年大阪府生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒業。1977年『僕って何』で芥川賞受賞。日本文芸家協会常務理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

30
団塊世代の筆者の団塊世代に対しての指南書というよりメッセージ。2014/11/05

kinkin

17
この本が書かれたのが2004年。当時これから定年を迎える団塊の世代と呼ばれた人たち、あれから10年が経ち多くは60半ばになっていることだと思う。 今朝の朝刊に書かれていた記事に、全人口の25%が65歳以上とあった。麻雀すれば4人に一人は65歳以上だと考えると、高齢化社会ということを切実に感じる。著者は明るい老後を送るには肩書きを捨て裸の人間になり新しい人生観をもつことが重要だと説く。しかし若くさいて何も持たない人が多いことも事実であると感じた。2014/04/16

わんつーろっく

6
2004年発行からすでに14年が経過し、現在の若者の厳しい貧困を知った後では、見通しの甘さが否めない。団塊の世代の特徴として、真面目で勤勉な努力家ではあるけれど、傲慢にして不遜。理屈っぽく帰属意識が高いらしい。この大きな塊の世代が、消費を促しバブルを牽引したのだろう。そして70代、社会性と善意に期待し、市民活動の担い手として、やり甲斐のある時間潰しのススメ、夫婦で旅行、貯蓄は使い切ることで、日本の経済を元気にするって?? 団塊世代の行手には明るい未来が待ち受けていると締めくくる。へぇ、そうだったのか。2018/04/28

バカ殿。

4
60歳過ぎても働くぞ!家の中でゴミ扱いされないよう、気を付けよっと、2016/11/13

うりぼう

3
団塊老人は、階段の手すりにロージンをつける。2004/10/16

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