中公新書<br> 大学は生まれ変われるか―国際化する大学評価のなかで

中公新書
大学は生まれ変われるか―国際化する大学評価のなかで

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  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121016317
  • NDC分類 377
  • Cコード C1237

内容説明

これまでさまざまな規制に守られてきた日本の大学は今、少子化による学生数の減少、国際的な学生獲得競争、政府の「トップ三〇政策」などにさらされ、生き残りに必死である。勝敗の行方は、外部からいかに高い評価を得るかにかかっている。だが、根拠のない恣意的なランキングが氾濫するなかで、正しい評価ははたして可能なのだろうか。大学評価という視点から、大学生き残りの条件と二十一世紀の大学像を提示する。

目次

第1章 ランキングという妖怪
第2章 評価をめぐる大学・市場・政府
第3章 大学主導の評価方式―アメリカ型基準認定方式
第4章 自己評価と第三者評価―信頼と挫折
第5章 グローバル時代の日本の大学
第6章 大学淘汰の時代から連携・統合の時代へ
第7章 これからの大学論をもとめて
終章 大学の再生へ

著者等紹介

喜多村和之[キタムラカズユキ]
1936年(昭和11年)、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。広島大学教授、放送教育開発センター教授、国立教育研究所部長を経て、現在、早稲田大学客員教授、私学高等教育研究所(日本私立大学協会附置)主幹。博士(人間科学)
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