内容説明
元来はヘブライ語で書かれたユダヤ教の正典。キリスト教会が、福音書や使徒の書簡などを、キリストによる新しい契約の書、すなわち新約聖書としてまとめる段階になって、このユダヤ教の経典を、救世主キリストの準備の書として区別するため「旧約聖書」と名づけ、新約と併せ正典とした。律法、預言書、諸書など39の文書から成る。
目次
創世記
出エジプト記
イザヤ書
伝道の書
著者等紹介
中沢洽樹[ナカザワコウキ]
1915年(大正4年)高知県生まれ。1938年、東京帝国大学文学部宗教学科卒業。文学博士。50~52年、ニューヨークのユニオン神学校に留学。54~80年、立教大学文学部教授。1997年逝去
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感想・レビュー
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okadaisuk8
2
たくさんの神がいて、しかも結構お茶目だったりする古事記やギリシャ神話とは全く違う唯一神による、選民思想も色濃い世界。有名な話が出てくる創世記(アダムとイブ)、出エジプト記(モーセ)、預言者によるイザヤ書(読みづらい)、伝導の書のみ抜粋。伝導の書が、神の教えを元に「すべては空である」「神ではない人間は、身近なところで飲み食い働き幸せをえるのがいいところ」(乱暴な要約です)などと哲学的な考察をしていて、これが結構面白い。2016/01/11
R
0
系図がながくてわかりにくい。2015/06/10
z
0
途中まで
rs
0
初めて旧約を読んだ。他の本で外堀を埋めまくってからだったのと、翻訳が大変分かりやすかったので、あまり疑問も抱かずスムーズに読めたと思う。次は岩波の福音書を読む。2014/01/07
びゅうろう
0
解説のみ。聖書はどれを読んだらいいんだろう…2013/04/15