感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
21
マッカーサーこそ敗戦後の真の天皇だった2023/03/22
nobody
8
言語体系の異なる外国語による虚栄に満ちた政治的文章は最も醜悪な文章の部類に属する。炭鉱国管案の書簡など保守派と社会党で真逆に解釈するほど読み取り辛い。それをウンザリするほど読まされる。明らかにそののべつ幕無しの引用が主で、著者の地の文は副だ。「声明で○○の方針を示した」とまとめれば読者の受け取りも散漫にならず収斂しやすい。なぜことさらに長々と引用するのだろうか。研究者の体面維持が、膨大なしかも外国語による資料の渉猟【だけ】にあるとされるからだ。本来なら引用過多は資料の咀嚼ができてない証拠として排撃されねば2023/09/02
ジュンジュン
2
45年厚木に降り立ってから46年朝鮮戦争の最中解任されるまでの5年8ヶ月(二千日)を扱う。日本占領政策をマッカーサーの集大成と捉えているので、最初の二章でそれまでの経歴をも振り返る。「アーサーマッカーサー(父)ほど、途方もなく自我意識が強い人はいないと思っていた。息子(ダグラス)に合うまではね」なんとも複雑で魅力の絶えない人物だろう。2019/07/15
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