中東がわかる古代オリエントの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140810989
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0022

目次

第1部 旧約聖書とイスラエルの族長物語(アブラハムとその時代;族長のその後の物語 ほか)
第2部 古代オリエント国家の興亡(バビロンの捕囚とペルシアの出現;ペルシア帝国の栄光 ほか)
第3部 歴史のなかのキリスト教を辿る(ナバテア王国とヘロデ大王;イエスの誕生と洗礼者ヨハネ ほか)
第4部 預言者ムハンマドとイスラーム国家の登場(ササン朝ペルシアの滅亡とアラブの出現;預言者ムハンマドの登場 ほか)

著者等紹介

小山茂樹[コヤマシゲキ]
元・中東経済研究所理事長。1935年、岡山県生まれ。60年に東京大学経済学部卒業後、経済企画庁に入庁。68年からレバノン赴任。その後、88年から中東経済研究所理事長となった。99年より東北文化学園大学教授を務めている。中東問題、石油・エネルギー問題の専門家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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殺伐櫻

2
世界史で習ったばかりのオリエントは、自分の知識不足を補ううえで非常に役立った。やはり歴史は物語を知らないとできないと思うが、古代はピントが絞れず、移入できないのできつかった。アレキサンダーの話はFATE ZEROとの関連としても読めた。最後のイスラムの話は、綺麗にまとめられていて良かった。ただし、非常に広い知識を得ることはできるが、これだけでは足りないことも忘れてはならないだろう。2012/05/04

めぐみこ

2
入門書ぽいかな~と借りてきたのだが、正直期待はずれ(自分の知識不足すぎて)。旧約聖書はノアの方舟くらいしかわからない身には辛かった。ローマ人の物語シリーズの対比としては面白かったかな。2010/08/30

Annette1

1
中東で暮らした筆者による、半分古代中東の歴史本、半分が紀行・エッセイ本といった体の本。古代オリエントの浪漫に溢れていて楽しかった。個人的にはシリアについて、「シリアは米国でも攻めてこない限り、安全で旅人には実に楽しい国だ。これは今も昔も変わらない」と書かれていたのが、色々な意味で印象的。この本が書かれたのは今からだいたい10年前。今のシリアがどうなっているかは、言うまでもない……。 筆者が見た、月明かりに照らされるパルミラ遺跡の美しさも、今ではもう二度と見ることができない光景であろう。2016/07/31

ツカモトカネユキ

0
2006年の作品。「ローマ人の物語」読了の流れから。旧約聖書から、イスラム勃興までを大国を絡めて古代オリエントとして描かれます。挿絵と地図が欲しくなりますが、膨大な内容を講話さながらにうまくまられています。三大宗教発生を今までとは違った見方を与えてくれます。そのなかで最後発のイスラム教に現実的な近さを感じました。発行後14年たち状況も変化し、いまだ混迷の様相です。現在の中東の混迷も百年単位で進む中の一時のような気がします。現在の国割を千年後の人たちはどう見るかと思うと楽しみになりました。2020/02/09

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