内容説明
本書は、日本の文学文化に広く興味と関心を持つ学生諸氏や一般の好学の方々に、その豊饒な世界への案内として役立つ内容や方法を提示する目的をもって企画されたものである。
目次
日本文学文化への招待
文学文化の始源
王権の構造
都市の光と影
己と自然
己と他者
時空の表象
文学言語の誕生と展開
西欧文化の摂取
伝統文化の再生
相関文化の変容
地域文化の展開
女性文化の構築
芸術文化の連関
文学文化の脱構築
日本文学文化の未来
著者等紹介
中嶋尚［ナカジマタカシ］
１９３４（昭和９年）年、東京都文京区に生まれる。東京教育大学大学院文学研究科（日本文学専攻）博士課程単位修得退学。千葉大学教育学部教授を経て、現在東洋大学文学部教授。千葉大学名誉教授。専攻、平安時代（中古）の物語・日記文学。編著書に平安中期物語文学研究（１９９６、笠間書院）大辞泉（１９９５、小学館、共編）
竹内清己［タケウチキヨミ］
１９４２（昭和１７）年、北海道室蘭市に生まれる。千葉大学文理学部国文科卒業。千葉大学教養学部教授を経て、現在東洋大学文学部教授。千葉大学、立正大学講師。専攻、日本近現代文学。編著書に、近代芸能文学（１９８０、国書刊行会、共編）近代無頼文学（１９８１、国書刊行会、共編）堀辰雄の文学（１９８４、桜楓社）文学空間（１９８９、桜楓社、編著）堀辰雄と昭和文学（１９９２、三弥井書店）センスの場所近代誌散歩（１９９５、みとす出版部）文学構造（１９９７、おうふう）
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