内容説明
居間、書斎、寝室、厠…それらの「場所」は、小説の登場人物とどのように関わり合っているのか？古今の名作を通して、人間と場所との関係性、その構造と形態を探り、トポロジー（＝位相）を追究する、著者渾身の遺作。
目次
第１章 「私」の居る位相
第２章 「私」の近傍と閉包（衣服・寝床・竪穴；生誕の家・夢幻の家；庭）
第３章 回路（鉄道）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
almondeyed
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未完になってしまったのがとても残念！2012/02/17
たく
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『文学のトポロジー』という題に惹かれて読んでみた。けど、あまり『トポロジー』である必要が無かったと思う。逆にトポロジーという言葉からの期待が満たされなかくて残念だ。2010/10/22
