内容説明
英語であれ、日本語であれ、文章の極意に変りはない。アメリカの出版界を支えるベテラン・エージェントが明かすボツにされないための知恵。
目次
第1部 序説(売り込み;形容詞と副詞;響き ほか)
第2部 会話(行間;ありふれた会話;情報提供 ほか)
第3部 作文から作品へ(見せることと語ること;視点と話法;人物造形 ほか)
著者等紹介
リュークマン,ノア[リュークマン,ノア][Lukeman,Noah]
ニューヨーク在住の著名なリテラリー・エージェント(著作権代理人)。大手出版社数社で編集者として活躍したあと、エージェントとして独立。権威ある賞の受賞者、ベストセラー作家を多く世に出し、現在は100名以上の著者を抱えている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京和みかん
14
本書はニューヨーク在住(2001年時点)の著作権代理人であるノア・リュークマンが上梓した本です。スティーヴン・キングの『ダーク・タワー』を翻訳した池央耿氏が訳を務めています。難解な語句も多い文章ですが、内容は役に立つと言って間違いないでしょう。「名文を書く技術」ではなく「悪文を避ける技法」を身に付けるべき。その指摘は実に的を射ており、多くの文章家が陥っている粗を明らかにしています。文章に携わる者なら一度はぜひ読むべき良書です。2017/03/10
Hiroki Nishizumi
2
文章を磨く参考書なのだが、英語など欧米語の視点なので日本語に対しては微妙かな2022/12/30
fried_bogy
0
すげえためになる2015/07/15
iwag
0
実例は役に立たないが実践的で好印象2011/03/08
カムリン
0
一々出てくるダメダメな例文(英文と訳文)が邪魔臭いので、大部分を読み飛ばした。でもちょっとだけ真面目に読んじゃったのが、方言使いすぎの悪例。そっか、南部訛りってこんな風なのかー。その他の例文はすっ飛ばして、各章の結論だけ読めば十分。2010/08/12