内容説明
加工貿易立国から農を活かす社会へ。輸入自由化の是非?食管制のあり方!人間の“生きる”ことにおける農業の幅広い役割を明らかにし、農民と消費者の提携で混迷するコメ論議を切り拓く。
目次
輸入自由化しても米は安くならない
水田の果たす大きな役割
どこの国でも農業は守られている
もうひとつの稲作文化
アメリカの食糧戦略が米をねらう?!
揺れる米加工業
食管の統制的性格と自由米の意義
食管制度のパフォーマンス
モデル農村下の有機農業
減反を克服する複合農業
なぜ減農薬稲作は広がるか
手を結ぶ生協と農協
食管を超えた提携
提携米を食べる
輸入自由化と食管を超えて