内容説明
本書は、明治から今日にいたるまでの日本の近代小説の中から、これはという作品七〇編を選び、時代の流れに沿って紹介するものである。名作として知っておきたい作品の、あらすじと読みどころ、書いた作家の人となりが、三ページで理解できるようになっている。
目次
当世書生気質(坪内逍遙)
たけくらべ(樋口一葉)
武蔵野(国木田独歩)
坊ちゃん(夏目漱石)
婦系図(泉鏡花)
或る女(有島武郎)
山椒大夫(森鴎外)
城の崎にて(志賀直哉)
地獄変(芥川龍之介)
海神丸(野上弥生子)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
19
<いいとこ取り> 名作と言われる小説等は、わかってはいるけど、なかなか手に取らない。そこで本書の登場! これで知ったかぶりしましょう♪2014/08/16
エミ
12
難しい内容の本も多数ありましたが、読みたいものも幾つかありました。文学全集三〇巻くらいのエッセンスがあると編集部さんが自負されている本書を読破できたというのも少し嬉しいです。殆ど理解出来ていませんが…。また、知っている作品が載せられているの見つけると気分が高まります!!2013/04/21
柚希
1
読みたいな~と思う作品がいくつかあった