出版社内容情報
長びく不況。だが統計の嘘や国民を迷わす経済常識の誤りを正すと，日本は低迷どころか大繁栄の可能性を秘めている。盲点を衝く意外性の論理で経済再生の道筋を力説。
内容説明
カネがなければ刷りなさい。ラディカルな論理で人々を瞠目させた経済学者が伝授する日本経済復活の秘策。経済常識の誤りを衝き、貨幣の本質を鋭く見据えて、インフレも財政赤字もない好況への究極の手段を提言。
目次
序 十年間四千兆円の真の財源―オーソドックスな経済学で考えよう
第１章 日本経済・繁栄の鉄則（平成不況は人災である；経済政策の王道 ほか）
第２章 グローバリゼーションの経済学（「雁行的発展法則」と産業空洞化問題；狂った為替レートは正常な国際分業を破壊する ほか）
第３章 「反ケインズ主義」の誤謬（乗数効果は健在だ；乗数値の信頼性に心配はいらない ほか）
第４章 謀略のマインド・コントロール（頭脳明晰な「邪悪な」者たちの存在；“思想謀略”の尖兵か？―池尾論文とカロミリス論文）
第５章 拝啓、小渕総理殿（「供給サイド的」構造改革の罠；建白書内閣総理大臣小渕恵三殿）
