内容説明
「どうも体の調子がおかしい。これは病気からくる症状だろうか。それとも飲んでいる薬の副作用?…」持病を抱える人なら誰もが経験する不安だ。どんな薬にも必ず副作用がある、とは聞かされていても、その実際の症例はあまり知られていない。うつ、インポテンツ、便秘、関節痛、喘息、痙攣、記憶障害、呆け、肝臓病…副作用の症例は多岐にわたり、放置していれば、重大な事態を招きかねない。本書は、日常服用されている薬の代表的な副作用を網羅し、その対処法をわかりやすく教えてくれる。いま、思い当たる症状はありませんか?…あなたの不安を解消する画期的ハンドブック。
目次
カルシウムチャンネル拮抗薬で「うつ」になる
高血圧の薬で歯槽膿漏に似た歯肉肥厚になる
高血圧・不整脈の薬でインポテンスになる
抗うつ薬で起立性低血圧になる
高脂血症の薬で「こむら返り」になる
抗生物質でも横紋筋融解症になる
アレルギーの薬で眠くなる
睡眠薬で記憶障害になる
痛み止めの薬で胃潰瘍になる
内服薬で光線過敏症になる〔ほか〕
著者等紹介
大和田潔[オオワダキヨシ]
1967年、東京生まれ。福島県立医大を卒業後、都立広尾病院、武蔵野赤十字病院などの救急診察を経て東京医科歯科大学神経内科大学院を出る。神経細胞死や血液脳関門バリアー内皮細胞の研究が専門。東京都共済青山病院に勤務し、高齢者医療、在宅医療、代謝病、リハビリテーション分野における論文を多数執筆。数多くの講演をこなす。アメリカ内科学会専門医でもある
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