内容説明
学問の総決算と、人生のさまざまな感慨が交錯する「特別な時」の記録。
目次
特別寄稿 辰野隆教授の最終講義
詩『最終講義』
大学辞職の日
何のために経済学を学んだか
ラブレー考 第二八講 二九講
内科臨床と剖検による批判
二つの世界観
哲学の根本問題
杜甫の詩論と詩
イギリス経済史における十五世紀〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
16
坪内裕三さんが解説を書かれていて、また最初には中村真一郎さんが辰野隆先生の最終講義の思い出を書かれたり、西脇順三郎さんの「最終講義」という詩もあり本当に素晴らしい本だと思いました。たまたま神保町で目について手に入れたのですが、様々な先生の講義を肉声で聞いているような感じにさせてくれます。これから何度も読むことになりそうです。2014/09/16
旅籠屋
1
難しいかな、と思ったのですが、やっぱり難しい講義でした。でも豪華絢爛。2012/12/23
