衣匠美

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 144p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784418005246
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

名利から遠く、染料にまみれ、糸と機のわずかな隙間に暮らす人々を、幸せの極致と見た著者。そんな著者がホレぬいた職人の秀作を、著者の箪笥から、そして、民芸の店「こうげい」ゆかりの人を訪ねて、集大成。名随筆14篇も併載。

内容説明

色や形だけが問題なのではない。大切な要素ではあろうが、それに「いのち」を吹き込むのは、つくり手の“こころ”なのだ。だから「衣装美」ではなく、「衣匠美」。著者が愛した“染め織りびと”の「魂」と「心映え」。

目次

母ときもの
母の形見の帯
私ときもの
銀座「こうげい」にて
丹波布をたずねて
織物は語る
かくれた名人
郡上紬 宗広力三
宗広さん 二題
糸に学ぶ―田島隆夫
「よびつぎ」と辻ヶ花
風の吹くままに―古沢万千子
草染め
大島の土の子―菅原 匠

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoko

16
着物や織物の知識は全くないけれども、目の保養になりました。職人さんの仕事にかける熱意に感心しきり。「変わらぬものの美しさ」を感じました。特に、表紙にもある胴服を染められた古澤万千子さんの作品の美しさに目を奪われました。鳥肌が立った。読んでいる時間、すごく贅沢なひと時を過ごしました。2015/09/28

にゃんきち

4
★★★☆☆ 染めや織りの素晴らしいコレクションが見られる。 通好みの渋い着物ばかりだけれど、滋味深く、見ているだけで心が落ち着く。 いまどき、これだけの品物、そうそう見かけることもできないと思う。2019/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/128786
  • ご注意事項

最近チェックした商品