古代マヤ文明

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202259
  • NDC分類 256
  • Cコード C1022

出版社内容情報

【解説】
1960年代中頃、碑文が解読されはじめると、「戦争を知らない平和の民」といった旧来のマヤ観を否定する事実が続々と発見され、現在は「第2の古代マヤ発見の時代」といわれる。本書は新しいマヤ学の知識をふんだんに盛り込んだ「世界で一番権威がある入門書」。歴史、宗教、神話、自然環境から、天文学まで、マヤのすべてを網羅している。現在欧米で古代マヤを学ぼうとする者は専門家、一般愛好家を問わず、まず第一にこの本を読むことを勧められる。

<“マヤ文明”関連書>
『図説 マヤ文字事典』(M・ロンゲーナ著 創元社 ISBN;4422202324)
『マヤ文字解読』(マイケル・D.コウ著 創元社 ISBN;442220226X)
『古代マヤ王歴代誌』(S・マーティン/N・グルーベ著 創元社 ISBN;4422215175)
『マヤ文明』(C・ボーデ/S・ピカソ著 創元社 ISBN;4422210572)

内容説明

世界で一番権威のあるマヤ文明入門書。1966年に初版が書き下ろされて以来改訂を重ね、世界中でマヤについて知ろうとする人に読み継がれてきた、マヤ文明入門書の決定版。

目次

イントロダクション
最古のマヤ
マヤ文明の興隆
輝けるマヤ文明(古典期前期;古典期後期)
古典期終末期
後古典期
征服前夜におけるマヤ人の生活
マヤ人の思考
永遠のマヤ

著者等紹介

コウ,マイケル・D.[コウ,マイケルD.][Coe,Michael D.]
1929年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。1929年に同大学で博士号(人類学)を取得。イェール大学人類学部名誉教授、全米科学アカデミー会員。専門はメソアメリカ考古学。メキシコ・中米各地でオルメカ文明、マヤ文明などの調査に従事した

加藤泰建[カトウヤスタケ]
1946年、東京都生まれ。1973年、東京大学大学院博士課程中退、東京大学教養学部助手。1977年以降、埼玉大学教養学部講師、助教授を経て現在は教授。専門は文化人類学、中南米先史学

長谷川悦夫[ハセガワエツオ]
1967年、富山県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。埼玉大学教養学部非常勤講師。専門は新大陸考古学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

46
【始原へ41】<マヤ2>標準的な入門書。原著の初版は1966年だが、改訂を重ねて「第六版」(1999年)の翻訳。マヤの歴史、生活、思考の基本を押さえるとともに、1990年代の発掘成果もかなり盛り込まれている。まず読むべき基本書と言ってよいだろう。ここ30年のマヤ考古学の進展は著しいようだ。なんとなく思い込んでいた"謎と神秘のマヤ"という常識が覆される。もちろん、マヤ人の天文学/暦学/文字の天才的な驚異は本書においても詳述されその印象は変わらない(かえってマヤ文字の解読と新発見が進んで"歴史時代"として↓2021/08/15

陽香

2
200304202016/07/26

ゆずこまめ

1
古代マヤについてこんなに詳しく解説してくれている本はあまりないので面白かった。マヤの独特の世界観を楽しめた。自然に衰退するのは仕方ないけどスペインの侵攻で失われたのは残念。2022/10/16

1
古代マヤの文明、生活がわかりやすく解説されています。現代では考えられない風習等ありますが、個人的にはやはり古代の生活に憧れがあります。当時の風景を思い描くのも楽しいものです。

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