出版社内容情報
【解説】
1960年代中頃、碑文が解読されはじめると、「戦争を知らない平和の民」といった旧来のマヤ観を否定する事実が続々と発見され、現在は「第2の古代マヤ発見の時代」といわれる。本書は新しいマヤ学の知識をふんだんに盛り込んだ「世界で一番権威がある入門書」。歴史、宗教、神話、自然環境から、天文学まで、マヤのすべてを網羅している。現在欧米で古代マヤを学ぼうとする者は専門家、一般愛好家を問わず、まず第一にこの本を読むことを勧められる。
<“マヤ文明”関連書>
『図説 マヤ文字事典』(M・ロンゲーナ著 創元社 ISBN;4422202324)
『マヤ文字解読』(マイケル・D.コウ著 創元社 ISBN;442220226X)
『古代マヤ王歴代誌』(S・マーティン/N・グルーベ著 創元社 ISBN;4422215175)
『マヤ文明』(C・ボーデ/S・ピカソ著 創元社 ISBN;4422210572)
内容説明
世界で一番権威のあるマヤ文明入門書。1966年に初版が書き下ろされて以来改訂を重ね、世界中でマヤについて知ろうとする人に読み継がれてきた、マヤ文明入門書の決定版。
目次
イントロダクション
最古のマヤ
マヤ文明の興隆
輝けるマヤ文明(古典期前期;古典期後期)
古典期終末期
後古典期
征服前夜におけるマヤ人の生活
マヤ人の思考
永遠のマヤ
著者等紹介
コウ,マイケル・D.[コウ,マイケルD.][Coe,Michael D.]
1929年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。1929年に同大学で博士号(人類学)を取得。イェール大学人類学部名誉教授、全米科学アカデミー会員。専門はメソアメリカ考古学。メキシコ・中米各地でオルメカ文明、マヤ文明などの調査に従事した
加藤泰建[カトウヤスタケ]
1946年、東京都生まれ。1973年、東京大学大学院博士課程中退、東京大学教養学部助手。1977年以降、埼玉大学教養学部講師、助教授を経て現在は教授。専門は文化人類学、中南米先史学
長谷川悦夫[ハセガワエツオ]
1967年、富山県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。埼玉大学教養学部非常勤講師。専門は新大陸考古学
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感想・レビュー
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翔亀
陽香
ゆずこまめ
愁