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内容説明
エコロジー、中国医学という視座を通して、風水と身体に関する古代中国人の考え方を見ようというのが本書の眼目である。
目次
第1章 中国古代のエコロジー(中国環境思想史序説―諸子百家の環境論;中国古代のエコロジー―紀元前二世紀の環境論)
第2章 エコロジーと風水(風水とエコロジー―身体の中に風景が見える;大地に流れる気―農と風水のエコロジー)
第3章 エコロジーと中国医学(中国医学のエコロジー―健康と病気のとらえ方;中国医学の気について―精神と身体を結ぶもの)
第4章 身体と中国医学(内臓の風景―解剖学と身体観のパラダイム;仙人になる薬―身体改造術と薬害;謎の麻酔薬―「開く」医術の奇跡)
著者等紹介
加納喜光[カノウヨシミツ]
1940年生まれ。鹿児島県出身。東京大学文学部中国哲学科卒、同大学院修士課程修了。現在、茨城大学人文学部教授。主な研究対象は中国古代の思想・文学。現代日本の漢字事情にも深い関心をもつ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。