出版社内容情報
組織戦略、財務戦略を阻害するおそれのあるリスクにどう対応すればよいのか。欧米のエンタープライズ・リスクマネジメントを検証し、それを日本企業の風土・文化に沿った形で導入、活用するポイントを追及する。
内容説明
いま企業の周りはリスクだらけだ。組織戦略、財務戦略を阻害するおそれのあるリスクにどう対処すればいいか。欧米ではいま、ERM(エンタープライズ・リスクマネジメント)が進化しつつある。本書は、ERMを検証し、それを日本企業の風土・文化に沿ったトータル・リスクマネジメントとして導入、活用するポイントを追及する。
目次
第1章 エンタープライズ・リスクマネジメント(「サイロ型」のリスクマネジメント;ERM導入の歴史的背景 ほか)
第2章 リスクマネジメント不要論(「株主価値の最大化」;リスクマネジメント不要論 ほか)
第3章 リスク社会(唯一のステークホルダー;さまざまなステークホルダー ほか)
第4章 トータル・リスクマネジメントの導入(TRMの導入;事業目的の設定 ほか)
著者等紹介
竹谷仁宏[タケヤマサヒロ]
1947年生まれ。71年東京大学経済学部卒業。73年東京大学大学院経済研究科博士課程中退。住友金属工業和歌山製鉄所、経済企画庁内国調査課、ロンドン駐在、国際企画部所属、鋼管営業部長、米国住金社長などを歴任し、2001年ジャパン・ビジネス・ネットワークを設立し代表。ダイヤモンド国際経営研究所・客員研究員
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