文明の海へ―グローバル日本外史

文明の海へ―グローバル日本外史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478920251
  • NDC分類 204
  • Cコード C0020

出版社内容情報

次世紀の日本をどうつくりあげていくか。グランドデザインの礎として、「海洋アジア」を軸にとらえなおす、日本と世界の文明史。

内容説明

近代はアジアの海から誕生した。日本史・世界史の大きな枠組みをとらえなおす清新な「海洋史観」。梅棹生態史観以来の注目を集める気鋭の経済史家の示唆に富んだ思索のかずかず。

目次

序 海洋日本の理想像
第1章 アジア文明と日本
第2章 アングロサクソン文明と日本
第3章 富国有徳の庭園の島(ガーデンアイランズ)―日本
第4章 海と島と―西太平洋文明のポテンシャル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisashi Tokunaga

0
(メモ再)川勝氏が静岡県知事を志し、リニアの大深度工事に反対する原点がここにある。「富国有徳」こそが日本の国家理念であるべきだという。「田園都市は日本にあり」の紹介はリニアを直下工事にする洗足// 川勝氏は独自の海洋史観、富国有徳論などでブームになった方だが、これらの概念を引用する著作に出会ったりしない(ちょっと不勉強ですが)。ただ富士山をして「富国有徳」の文明史観を提示し、静岡県知事に収まったことは紛れもない事実である。グローバルスタンダードへの異議申し立ての日本人からの一典型である。(2014・4記)

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/357195
  • ご注意事項