「受ける」より「与える」ほうが幸いである

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479011835
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

精神的に子供のままの大人が増えたのはなぜか?「与える」ことを知らないで、人も国も成熟できない!日本人へ!曽野綾子最新エッセイ集。

目次

1 「与える」ことを教えない日本の教育(星の祝福の下で;学校で道徳を教えるのにためらう必要があろうか―日本人へ;教育の基本ルール)
2 意見の不一致は楽しい(人間の浅知恵では計れないこと;日本人の幼児性;もめて当然 ほか)
3 私の中の異国(カトリック幼稚園で学んだこと;西洋料理との出合い;肉を食べる生活、魚を食べる生活 ほか)

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
東京生まれ。1954年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞受賞。日本芸術院・会員、海外邦人宣教者活動援助後援会・代表、日本文芸家協会・理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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newheaven

3
素直に、面白いな〜と読む。厚大な教養をバックにして語られる、肉体を通して獲得された言葉の数々。時々クスッとするイヤミもあり、素敵なアラ還とお茶させてもらった気分。2011/08/15

ひめぴょん

1
インド人の神父が日本の若者の誰もが幸福そうに見えなかったという理由で「彼らは自分がしたいことをしているだけで、人としてすべきことをしていないからだ」と言い、それに対する曽野さんの解釈が、 したくもないことをした時、初めて、人は自分が必要とされている存在であることを感じ、現世に生きている意義を見つけて、心が満たされるのである。 全体として、日本と他国のユニークな比較論が展開されていて、「生きる力」について考えさせられる本でもありました。 2015/11/06

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