ちくま新書<br> 「生き方探し」の勉強法

ちくま新書
「生き方探し」の勉強法

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059413
  • NDC分類 379.7
  • Cコード C0237

内容説明

先行き不透明な現在、老若男女を問わず「自分の生き方」に戸惑いを感じる人が増えている。そんななか、さまざまな対処法が示されているが、その多くは欧米流の知恵であってわれわれに合っているとはいいがたい。本書は長年にわたって日本人の国民性を研究してきた社会心理学者が、日本人特有の、ひいては個々人の気質に合った方法が必要であると説き、人生戦略から勉強法のコツ、マネー学、人間関係学などを通じ、いつでもやりなおしのきく勉強法を展開する。

目次

第1章 「生き方探し」の基本戦略
第2章 「生き方探し」の学習プログラム1―「心の体力を回復する」
第3章 「生き方探し」の学習プログラム2―試行錯誤期と本格的準備期
第4章 「生き方探し」がなぜ下手なのか―人生戦略と勉強法のコツ
第5章 歴史は勉強法を間違えると「単なる娯楽」になる
第6章 「生き方探し」のマネー学勉強法
第7章 「生き方探し」の人間関係勉強法

著者等紹介

中山治[ナカヤマオサム]
1947年神奈川県生まれ。心理学者。慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。東大病院、川崎市心身障害センター、静岡県立女子短大、国際基督教大学教育研究所を経て21世紀日本研究所を設立。日本人の国民性、日本文化論に基づいた日本の社会変革についての研究を重ねる一方、教育心理学の知見から教育論および勉強法の著書も多い
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

14
フリーターを否定するなど、配慮を欠く表現が散見され、読み通すのに非常に忍耐を必要とした。あがいてこその人生だと思うのだが・・・。2013/06/23

おの

1
〇よい。倒錯と補給の話がよい。試行錯誤の話とか。あと外国の力を借りる話。2012/02/16

Tonex

1
本棚を見ていてふと目にとまったので再読。ほとんど内容を覚えていなかった。全く心に引っかかるものが無かったのだろう。/生き方探しの具体策として著者が提案するのは、生涯学習機関の利用。あまり面白くない。/「歴史に学べ」というが、「日本人は純粋農耕民族」などと書いてある時点でこの人の歴史認識の浅さがわかり、一気に読む気が失せる。2014/12/30

ずー

0
歴史に関する所とかはまあ若干危なっかしい感もあったが、全体的にはなるほどなーと思わされるところも多かった。自分なりに咀嚼して取り入れていきたい。2017/11/07

amss

0
生き方を探す実践的な方法を複数のステップに分けて紹介した本。時折「引きこもりは甘え」や「日本は早く降参すべきだった」などのある意味危険な発言がでてくるが、それ以外は概ね同意できる内容だった。2012/12/30

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