内容説明
予算、税制、行革等の政策決定プロセスは変わった。官邸主導は、いかにして貫かれたか。
目次
第1章 経済財政諮問会議の登場
第2章 バブル崩壊後の負の遺産からの脱却
第3章 “骨太方針”がつくってきた歩み
第4章 予算改革をめぐる戦い
第5章 諮問会議による政策形成プロセスの変化
第6章 政策の現場から1―負担の限度を重視すべき社会保障制度改革
第7章 政策の現場から2―法人税率引き下げをめぐる攻防
第8章 政策の現場から3―波乱の三位一体改革
第9章 政策の現場から4―「小さな政府」をめぐって
第10章 “民間人”が政策に関与する意味
第11章 諮問会議のこれから
著者等紹介
大田弘子[オオタヒロコ]
1954年鹿児島県生まれ。76年一橋大学社会学部卒業。(財)生命保険文化センター研究員、大阪大学経済学部客員助教授を経て、96年埼玉大学助教授。98年政策研究大学院大学助教授。2001年同大学教授。2002年4月より内閣府に勤務。参事官、大臣官房審議官を経て、2004年4月政策統括官(経済財政分析担当)。2005年8月に大学に復帰。政策研究大学院大学教授。あわせて内閣府政策参与(非常勤)、郵政民営化委員会委員等を務める。専門分野は公共経済学、経済政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。