内容説明
新古典派開発経済学の復興とその矛盾を経済思想的に解明。
目次
第１章 「第三世界」はまだ存在しているのか
第２章 開発政策とケインズの影
第３章 バウアーの「異議」と新しい成長ヴィジョン
第４章 反革命の登場―ラール、リトル、バラッサ
第５章 左派と新右派の政治経済学
第６章 新政治経済学とインドの開発
第７章 援助と貿易政策における反革命
第８章 反革命と世界債務危機
著者等紹介
トーイ，ジョン［トーイ，ジョン］［Ｔｏｙｅ，Ｊｏｈｎ］
１９６４年ケンブリッジ大学歴史学部卒業。１９７０年ロンドン大学ＳＯＡＳ経済学修士課程修了。１９７８年ロンドン大学大学院経済学Ｐｈ．Ｄ。ケンブリッジ大学開発学部副学部長（１９７２‐８０年）、ウェールズ大学開発研究所所長（１９８２‐８７年）、サセックス大学開発学研究所所長（１９８７‐９７年）、オクスフォード大学アフリカ経済学センター所長（２０００‐２００３年）を歴任。専攻、開発政治経済学
原洋之介［ハラヨウノスケ］
１９４４年生まれ。１９７２年東京大学大学院農学部博士課程退学。現職、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、東洋文化研究所併任教授。専攻、開発経済学、開発政策
渡辺真理子［ワタナベマリコ］
１９６８年生まれ。１９９１年東京大学経済学部卒業。アジア経済研究所入所。１９９６‐９８年研究所在香港海外派遣員。１９９９年香港大学Ｍ．Ｐｈｉ取得。東京大学経済学研究科博士課程。現職、アジア経済研究所開発研究センター研究員。専攻、金融論および中国・香港地域研究
児玉由佳［コダマユカ］
１９６５年生まれ。１９８８年京都大学法学部卒業。１９９４年イースト・アングリア大学大学院開発学部修士課程修了。現職、アジア経済研究所地域研究センター研究員。専攻、エチオピア地域研究
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