内容説明
本書のねらいは、ベンチャー企業を成功の道へ導くための経営戦略と組織マネジメント能力の中身を究明することによって、「いかにしてより多くのベンチャーを生み出すか」よりも、むしろ「いかにしてより多くのベンチャーが成功を収めることができるか」という課題について、その解を提示するところにある。
目次
第1章 日本におけるベンチャー企業育成の現状―日・米ベンチャー企業の比較研究を通して
第2章 ベンチャー企業の本質
第3章 ベンチャー企業のための経営戦略論の枠組み
第4章 ベンチャー企業のための戦略論の基礎知識
第5章 ベンチャー企業の経営環境と成長プロセス―仮説モデルと分析のフレームワークの構築
第6章 ベンチャー企業の失敗事例と成功事例
第7章 ベンチャー経営戦略論の構築
著者等紹介
柳在相[リュウゼサン]
昭和58年2月韓国外国語大学日本語学科卒業。昭和58~60年(株)大宇国際事業本部。昭和62年3月慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。平成4年3月慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。平成4~6年(財)日本生産性本部国際事業部主任研究員。平成5~6年米国ペンシルベニア大学ワートンスクール客員研究員。平成6年4月新潟国際情報大学情報文化学部助教授。平成6年4月(財)社会経済生産性本部国際事業部参与(現在に至る)。平成12年4月日本福祉大学経済学部教授。平成15年4月日本福祉大学福祉経営学部長(現在に至る)
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