内容説明
本書は、平成13年6月の金庫株・単元株、11月の新株予約権・種類株式、14年5月の株券失効制度など重要改正と株式制度の全体像を明らかにするもの。企業法務担当者などの実務家から学生まで幅広い読者を想定して平易な解説を心がけるとともに、理論的な面にも過不足なく言及している。大改正後の新しい株式制度について、その改正事項の整理と制度全体の理解に最適な一冊。
目次
序章 商法改正と株式制度(株式制度;会社法の全面改正 ほか)
第1章 株式と株主(株式;株主 ほか)
第2章 新株の発行(企業資金の調達;新株の発行 ほか)
第3章 資本制度と総株主の議決権基準(資本および法定準備金の減少等;総会決議要件、少数株主権ならびに親子会社基準等)
著者等紹介
末永敏和[スエナガトシカズ]
1947年福岡県生まれ。1975年京都大学大学院法学研究科退学。現在、大阪大学大学院法学研究科教授。法学博士、司法試験(第2次)考査委員
吉本健一[ヨシモトケンイチ]
1949年香川県生まれ。1974年大阪大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科教授
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