出版社内容情報
天下分け目の戦いはなぜ関ヶ原で行われたか?
天下分け目の戦いはなぜ関ヶ原で行われたか? 武将は地形の戦略的価値をいかに捉え、駆引きしたか。地形から日本の合戦模様を読みとく。
三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就。支城をつぎつぎと攻め落として、ついに「難攻不落」といわれた小田原城を攻略した豊臣秀吉――。
▼歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。
▼要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか、川を前にして防衛線をはるか、それとも「背水の陣」をとるか…。合戦をその名前から、原・川・橋・島・山・峠・畷・狭間・城などの舞台ごとに分類し、それぞれどのように戦いが展開したのかを論じる。
▼源義経、足利尊氏、織田信長、徳川家康…戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。
▼源平の合戦から関ケ原の戦いまで、日本各地の歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇!!
●第1章 原名で呼ばれる合戦
●第2章 川名で呼ばれる合戦
●第3章 橋名で呼ばれる合戦
●第4章 島名で呼ばれる合戦
●第5章 山名で呼ばれる合戦
●第6章 峠名で呼ばれる合戦
●第7章 畷名で呼ばれる合戦
●第8章 狭間名で呼ばれる合戦
●第9章 城名で呼ばれる合戦
●第10章 その他の接辞で呼ばれる合戦
内容説明
三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就―。歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、川を前にして防衛線をはるか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか…。戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇。
目次
第1章 原名で呼ばれる合戦
第2章 川名で呼ばれる合戦
第3章 橋名で呼ばれる合戦
第4章 島名で呼ばれる合戦
第5章 山名で呼ばれる合戦
第6章 峠名で呼ばれる合戦
第7章 畷名で呼ばれる合戦
第8章 狭間名で呼ばれる合戦
第9章 城名で呼ばれる合戦
第10章 その他の接辞で呼ばれる合戦―表名・口名・寺社名・崎名・浜名・浦名
著者等紹介
谷口研語[タニグチケンゴ]
1950年、岐阜県生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。現在、法政大学非常勤講師。専攻は日本中世史
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感想・レビュー
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