平凡社新書
手づくり英語発音道場―対ネイティブ指数50をめざす

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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852080
  • NDC分類 831.1
  • Cコード C0282

内容説明

日本人英語の最大の弱点である発音。教育の怠慢と外来語の氾濫で、事態はより深刻化する一方だ。本書では、発音記号を見直し、読みとアクセントを徹底修正。英会話スクールもTOEICもいらない「手づくり」英語で、ネイティブとわたりあう力を伝授し、現今の「英語生活習慣病」の深部にメスをいれる。

目次

オリエンテーション さらば、ひらがなイングリッシュ!(英語症候群から英語生活習慣病へ;発音学習でアリジゴク脱出 ほか)
1 実践編レベル1―対ネイティブ指数50への14課程(あいまい母音をいってみる;ローマ字とグーテンベルク ほか)
2 理論編レベル1―英語発音教育の怠慢と無知(英語づけにされるこども;フォニックスはいらない ほか)
3 実践編レベル2―よりネイティブに近づく7課程(日本語にない英語子音;ケースバイケースの/n/ ほか)
4 理論編レベル2―外国語との賢いつきあい方(輝きはじめたコーパス英語;未来予測にたれこめる雲 ほか)

著者等紹介

平沢正夫[ヒラザワマサオ]
1929年京都府生まれ。大阪外事専門学校(現大阪外国語大学)英米科、京都大学英文科卒業。医療、食品、環境、マスコミ、英語問題など多様なテーマを扱うフリーランス・ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かぜよみ

0
発音についてわかりやすく、しかし詳しめに書かれていてよかった。自分が何となく気になっていた点も含めて納得でした。2013/10/26

hixxxxki

0
極東ブログで紹介されてたんで読んだけど、良かった。音声学研究者が書いてるわけじゃないけど、音声学系の発音本と同じくらい詳しく、丁寧に書いてある。学者じゃないからこその、ネイティブ指数100目指さなくていいよ、50でいいよっていう割り切りがいい。でもその割にはけっこう詳しく書かれてるし、単語の発音からアクセント、リエゾン、エリジオン、リズム、イントネーションまで一応触れている。良い。2013/06/10

Kaz

0
英語の発音に関する分かりやすい指南書。ネイティブレベルの半分を目指すという割り切りが心地よい。読み物として面白くなるのは英語辞書品定めの辺りから。その矛先は辞書だけに留まらずフォニックスや小学校英語授業、TOEICに至るまで緩みなく痛快。最終章では意外な世界言語としての英語論が展開されていてなかなかに面白い。2003年の初版だけど2012年の今にも充分に通じる批判だと思う。何しろ進駐軍とのおしゃべりから英語発音を学び取っていただけはあって、その知見と経験の深さは圧倒的。また時間を置いて読み直してみたい。2012/09/30

noritsugu

0
もしかして、上級者向け???2008/11/22

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