内容説明
ネット時代を迎え、誰にとっても他人事でなくなった著作権。では、日本の著作権法を読んだことはありますか?正確な規定を知らず、思い込みで判断していませんか?たとえば、引用や借用はどこまで可能なのか。著作権の保護範囲や期間はどうなっているのか。そもそも、著作権とはどんな権利なのか。著作権法をつねに参照しながら講座スタイルで進める、ゼロからわかる著作権超入門。
目次
序章 著作権とは何か
第1章 著作物―著作権が保護するもの
第2章 著作権を持つのは誰か
第3章 著作権は無敵の権利か
第4章 著作隣接権とはどういう権利か
第5章 著作物を利用する
第6章 著作権が侵害されたら
第7章 グローバルに保護される著作権
著者等紹介
尾崎哲夫[オザキテツオ]
1953年大阪府生まれ。76年早稲田大学法学部卒業、2000年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了。松下電送機器(株)などを経て、現在近畿大学教授
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感想・レビュー
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wei xian tiang
4
要領よく、平易に解説されすらすら読める良い本。それにしても我が国の法律用語の著作隣接権て、neighbouring rightsにもう少しよい訳語がなかったものかと思う。著作関連権とか準著作権とか。2016/04/04
孤独な読書人
0
著作権についての教科書的な本。2012/02/04
アイ
0
複写の受付をするとき毎回ドキドキする…そもそも著作権法についていまいち分かってないのがイカンだろ、と思っていまさら入門書。わりと分かりやすく書いてあるし、新書で手に取りやすいから、たしかに入門には向いてるけど、やっぱりむずかしー…2011/08/04
猪名川透子
0
『入門』~『教室』とタイトルにあるだけあって、授業を受けているような気分にさせられる本でした(^_^;)2010/06/24
伽羅
0
授業での板書のように大切なことがうまくまとめられていてわかりやすかった。2008/03/23