叢書/現代の社会科学<br> 地方産業の振興と地域形成―その思想と運動

叢書/現代の社会科学
地方産業の振興と地域形成―その思想と運動

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  • サイズ B6判/ページ数 256,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588600210
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C1360

出版社内容情報

前田正名の町村是運動,柳田国男の地方産業観,大河内正敏の農村工業論などをはじめ,今日の「一村一品運動」に至る地方産業運動の思想と行動,その可能性を探る。

内容説明

明治中期に町村是運動を指導した前田正名の構想をはじめ、その批判者柳田国男の地方産業観、大河内正敏の農村工業論など、地方産業振興の思想をたどり、草の根の運動を史的に検証しつつ、近年における中小企業の地域集積や「一村一品運動」に地域形成の論理と実態を探る。

目次

序章 問題への視角
第1章 前田正名と地方産業運動
第2章 初期町村是運動の諸相
第3章 町村是運動の担い手たち
第4章 柳田国男の地方産業観
第5章 大河内正敏の農村工業論
第6章 中小機械工業の地域形成―長野県坂城町の事例
第7章 中小商業の地域集積と機能変化
第8章 地域振興と一村一品運動

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