内容説明
部族の長老や賢人たちから著者が直接伝授されたアメリカ・インディアンの叡知。
目次
１番目の月 人生の高み月―フープ・ダンス
２番目の月 清めと再生の月―ビジョン・クエスト
３番目の月 囁く風の月―パワーアニマル
４番目の月 風よけ月―ティピのだんらん
５番目の月 待ち月―コヨーテの法則
６番目の月 植え月―聖なる煙
７番目の月 巣立つ鷲の月―メディスンの束
８番目の月 実り月―まっすぐな祈りの矢
９番目の月 恵みの月―スウェット・ロッジ
１０番目の月 長い髪の月―ドリーム・キャッチャー
１１番目の月 巣立つ鷹の月―パウワウ
１２番目の月 尊敬の月―ホピの予言
１３番目の月 ひとの月―ヘヨカの笑い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツ
23
生命は個々が勝手に独立して生きているわけではなく、この地球の上で全ての存在が寄り集まり円環を成している。霊長としての立ち位置に酔い、自分たちが森羅万象悉くを統べ導いていくんだという驕りこそが種の滅びを招く。良くも悪くも生命のサイクルの一部としてしか我々の存在する意味などないということ。実はそれを思い起こし自覚することこそが生きるというクエストに立ち向かう自信と安心を与えてくれるのだということ。いつかネイティヴアメリカンの方々の住む土地を自分の足で歩いてみたい。2018/02/25
FOTD
4
10年以上前に読んだ本であるが、偶然またこの本に出会って手に取った。自然のすべてに神性を見て、慎み深く行きてきたインディアンの言葉。日本人も自然から多くの恩恵を受け、自然やあらゆるものに神が宿るとしてきたのだから、インディアンの言葉は納得することが多い。国際紛争や環境破壊を毎日のようにニュースで見かける今だからこそ、より胸に響くものがあった。ミタケ・オアシン、すべては関わっている。2019/03/23
なおじん
3
筆者が実際に現地に赴き、直接頂いた言葉が、とても心に響きました。なぜだかわかりませんが、私もいつか現地に行くのだと、そう思いました。2023/12/18
Ryo
2
今の私には必要ない本だったのかなーあまりガツン！とくる言葉はなかった。インディアンの神秘性と挿絵のコメディっぽさ？がなんだかちぐはぐで合ってない感じ…。2012/03/12
白い雲。。
2
すべての「偶然」を「必然」とみる、シンクロニシティという概念…なぁるほど。独特の世界が魅力的。2012/02/02
