日中再考

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594031572
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0095

内容説明

日本への憎しみと恨みを徹底的に教え込む教育。そしてビジネスの現場では、日本製品の模造品が公然と出回り、日本企業に対する当局“公認”の債務不履行が続く。日本人が中国に親しみを感じているのとは裏腹の中国の実態に果敢にメスを入れた話題作。

目次

第1部 似て非なる隣人(北京暮らしの逆説;中国人は一般的に日本人が大嫌い;国家間の「友好」とは ほか)
第2部 友好の虚実(日中交流担う民間窓口の不可思議;中国側はあくまでも共産党主導;中国の立場を代弁する日中友好七団体 ほか)
第3部 歴史の教え方(中国絶対正義が日中間をきしませる;小学一年生に残虐な画像を焼きつける;許されない「南京大虐殺」の否定 ほか)

著者等紹介

古森義久[コモリヨシヒサ]
昭和16(1941)年生まれ。慶応大学経済学部卒。米国ワシントン大学大学院留学。毎日新聞社会部記者、サイゴン・ワシントン両特派員、政治部、編集委員を歴任。87年に産経新聞社に移り、ロンドン・ワシントン支局長、初代中国総局長を経て、2000年12月からワシントン駐在編集特別委員兼論説委員。81~82年、米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とりもり

1
14年も前の本だが、内容は現在にも通ずる、というかむしろ悪化している気が。なぜ、ここまで徹底的に中国政府は執拗な日本叩きと反日教育を止めないのか。確かに、中華人民共和国の成立契機自体が日本からの独立にある(国歌も抗日ソングだというのは本書で初めて知った)にせよ、あの執拗さはちょっと異常。南京大虐殺犠牲者30万人説が、当時の南京総人口(20万人)を上回っていると反論されて不採用になった東京裁判における国民党検察官の主張に基づいているのも何だかなぁという感じ。前向きな2国間関係が到来せんことを。★★★☆☆2015/08/02

koishikawa85

0
何度か読みかけては途中でやめていたのだが今回は読みきった。今でも基本的に状況は何も変わっていないと思う。古さは感じなかった。ただ最初は面白くても要は中国が反日を道具として利用しているという話に尽き、いささか単調なので途中で眠くなってくる。これが今まで通読できなかった理由だった。2016/01/01

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