出版社内容情報
情報に関する法律問題について,憲法,行政法,民法,知的財産法,刑法の観点から分析するとともに,情報倫理の諸課題,図書館の機能について解説している。とくに情報のデジタル化,ネットワーク化に伴う問題に比重を置くが,基礎的な法原則についても十分な理解が得られるよう配慮されている。インターネット上の不正行為など,今日的なテーマをもとに全15章で構成。
1.情報法の概観
2.憲法上の諸原則
3.情報倫理
4.放送制度
5.通信制度
6.情報公開
7.個人情報保護
8.行政情報化
9.データベースサービスとコンテンツ
10.電子商取引(1)-サイバー空間の契約
11.電子商取引(2)-電子署名
12.知的財産法(1)-知的財産法とは何か
13.知的財産法(2)-デジタル化・ネットワーク化に伴う対応
14.刑法による情報の保護
15.インターネットと刑法