内容説明
21世紀を迎え、「情報ネットワーク社会」の到来がいよいよ本格化する。その中で私たちはどのように生きてゆくのか。様々な問題をどのように考察するべきか。この本は、従来のものごとを“打算”へと還元してしまうハードな思考としての「経済学」を前提とはしない。むしろ21世紀を“しなやかに”生きぬくための哲学的考察をこころみたものである。
目次
情報(情報交換を探る;情報と権力の探求)
弱さ―バルネラビリティ、パトス、弱さ
近代化―近代化とコミュニケーションを探る
時空―歴史的に時空を探る
国家―探求・国民国家
企業―企業の「顔」を探る
銀行―探求・信頼
市場―市場とは何か
貨幣―e‐moneyの本質を探る
権力―21世紀の権力論めざして
-
- 和書
- 現代筆跡学序論 文春新書
-
- 和書
- 世界は数理でできている