出版社内容情報
【内容】
日本社会事業学校連盟は1955(昭和30)年に発足し、わが国の社会福祉専門教育をになう組織として活動してきた。少子高齢化社会のなかで新たな国民のニーズにこたえる社会福祉専門職養成が注目を集め、福祉系大学の新設も続いている。社会福祉基礎構造改革をうけ社会福祉教育のあり方が問われている状況のもとで、日本社会事業学校連盟が戦後社会福祉教育の歩みをまとめ、今日の到達点を総括し、今後のあり方をうちだした意義は大きい。本書は、戦後社会福祉教育がどのように展開されたか、その画期をなす専門職制や実習等のとりくみが学校連盟活動にかかわった当事者の手によって実証的に示され、アジアや世界に開かれた社会福祉教育の展望が語られている。本書が21世紀における社会福祉教育・専門職制のあり方を追求する方々に広く読まれることを期待する。
【目次】
◇発刊に寄せて=岡本民夫
第1部 戦後社会福祉教育の歩み
◇戦後社会福祉教育の五十年=一番ケ瀬康子
◇戦後社会福祉研究と社会福祉教育の視座=大橋謙策
◇社会福祉の歴史性と社会福祉教育=中垣昌美
◇社会福祉教育の国際比較=平塚良子
第2部 社会福祉教育の到達点と課題
◇《シンポジウム》
社会福祉教育の到達点とこれからの社会福祉
シンポジスト=工藤洋一/加瀬裕子/鈴木五郎 コーディネーター=大橋謙策/山手 茂
◇日本社会事業学校連盟加盟校の社会福祉士養成教育=山手 茂
第3部 社会福祉教育の資格制度化と専門職性
◇社会福祉の専門職性と社会福祉教育=秋山智久
◇資格制度化と社会福祉教育=京極高宣
第4部 日本社会事業学校連盟と社会福祉教育の取り組み
◇社会福祉主事問題と日本社会事業学校連盟=三和 治
◇社会福祉教育における実習教育=石井哲夫
◇日本社会事業学校連盟の組織整備=大友信勝
第5部 戦後社会福祉教育の証言
◇国際社会事業学校連盟とわが国の社会福祉教育
語り手=仲村優一/聞き手=岡田徹/大友信勝
資料編 戦後社会福祉教育年表=横山豊治
◇編集後記=大友信勝
内容説明
日本社会事業学校連盟の活動にかかわった当事者が、50年の歩みと到達点を総括し、21世紀の社会福祉教育・専門職制のあり方を追求する。
目次
第1部 戦後社会福祉教育の歩み
第2部 社会福祉教育の到達点と課題
第3部 社会福祉教育における資格制度化と専門職性
第4部 日本社会事業学校連盟と社会福祉教育の取り組み
第5部 戦後社会福祉教育の証言
資料編 戦後社会福祉教育年表
感想・レビュー
-
- 和書
- エドワード三世