心理療法プリマーズ
来談者中心療法

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623038718
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

出版社内容情報

【内容】
カウンセラーがクライエントと良好な関係が形成でき、円滑なコミュニケーションでクライエントを十分に理解することから自然と生まれてくるクライエントの自己洞察の向上、人格の再体制化。そんなカウンセリングのあり方を追求する。

【目次】
 一 解説編
来談者中心療法とは
1 来談者中心療法の歴史
2 来談者中心療法の理論
3 来談者中心療法の技法論
4 グループアプローチ
5 来談者中心療法の遊戯療法
6 来談者中心療法を学ぶ人のために
おわりに――わが国の現状

 二 事例編
1 自分を殺すことから生かすことへ
2 人とうまくかかわれないことに苦しむ女子学生の事例
3 舞踏家をこころざす青年とのカウンセリング
4 宗教との関係に悩むクライエントとのかかわり
5 梢の事例
6 ベーシックエンカウンターグループと自己成長
各章末コメント
来談者中心療法を学ぶ人のためのブックガイド

目次

第1部 解説編(来談者中心療法とは;来談者中心療法の歴史;来談者中心療法の理論;来談者中心療法の技法論;グループアプローチ ほか)
第2部 事例編(自分を殺すことから生かすことへ;人とうまくかかわれないことに苦しむ女子学生の事例―クライエントの“うちなるセラピストづくり”の視点から;舞踏家をこころざす青年とのカウンセリング;宗教との関係に悩むクライエントとのかかわり;梢の事例―登園渋り・集団遊びができないことを主訴とする5歳女児の遊戯療法過程 ほか)

著者等紹介

東山紘久[ヒガシヤマヒロヒサ]
京都大学大学院教育学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

33
★★★★来談者中心療法の入門書。後半の五つの事例とその解説が、とても参考になった。読むたびに新たな発見がありそう。2017/10/18

モッタ

13
★★★★☆ カール・ロジャーズの視点や考えを知れ、実際に来談者中心療法をおこなっているカウンセラーの事例が載っていて、よりロジャーズに興味を持てた。2013/02/18

くらげ@

1
(☆☆☆☆)図書館で借りたけれど購入決定。2012/01/17

nvwr

0
「二律背反の心理療法の原理を実践するために取っている,筆者の心理療法での心の有り様を図式化したもの」これがかなり参考になる。クライエントと私という二つの円が対峙。「クライエントサイドの私」「データマン」「チェックマン」「私サイドの私」を内包する私。スーパーバイザーABCDEが側についている。さらに,クライエントと私の両側にそれぞれの「守護霊」が描かれている。一つ一つの機能が重要であると。 ただ頷いてオウム返しするだけのカウンセリングでしょ,という偏見に対しロジャーズの真意を説く。しっかり読み込みたい一冊。2023/08/31

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