出版社内容情報
〔港町形成の研究〕山口県上関・柳井、広島県御手洗・竹原・鞆、岡山県下津井・牛窓の伝統的な瀬戸内の港町について、成立過程、町並みと町屋の構成と変貌の軌跡を綿密に考察する。
内容説明
瀬戸内海は古来より物質の輸送路、文化交流の経路として重要な通路であり、地理的条件、政治的経済的背景のもとにさまざまな形態の港が要所に開かれ港町が形成されていった。山口県上関・柳井、広島県御手洗・竹原・鞆、岡山県下津井・牛窓の七つの伝統的な瀬戸内の港町について、丹念な実態調査にもとづき港町の成立ちおよび町並みの生成展開の具体的あゆみを考察する。
目次
第1章 上関の町並み
第2章 御手洗の町並み
第3章 竹原の町並み
第4章 柳井の町並み
第5章 鞆の町並み
第6章 下津井の町並み
第7章 牛窓の町並み