考古学京都学派 (増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 362p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784639012252
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0021

出版社内容情報

濱田耕作を主座とする京都帝国大学考古学教室に集う梅原末治,末永雅雄,小林行雄ら俊英たちの軌跡。 目次 濱田先生の横顔 島田貞彦の生涯と業績 能勢丑三略伝 小林實繁先生 末永雅雄博士 水野清一博士 三宅宗悦博士 梅原末治論【ほか】

内容説明

日本考古学界の淵叢・京都帝国大学文科大学(文学部)考古学教室。浜田耕作を主座とするこの教室に集う俊英達―梅原末治、末永雅雄、小林行雄等―の軌跡。

目次

第1部 回想(考古太平記;浜田先生の横顔―その頃の日記から;離洛状;身辺雑記)
第2部 群像(浜田耕作博士の面影―『青陵随想』の解説;梅原末治博士;島田貞彦の生涯と業績;島田貞彦さんを偲ぶ;能勢丑三略伝;小牧実繁先生;末永雅雄博士;水野清一博士;水野君の思い出;長広敏雄先生の歩まれた道;三宅宗悦博士;三森定男教授の生涯;小林行雄博士の軌跡―感性の考古学者の評伝;藤岡謙二郎博士―人と業績)
第3部 明暗(梅原末治論)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

3
日本考古学の祖は濱田耕作であると称揚される割には、濱田のマクロな視点を重んじる学究姿勢は継承されず、性格の全く異なる梅原末治と小林行雄の方向性に回収されてしまったことがよく分かる。濱田が戦後まで長生きしていれば、日本考古学はかなり違うあり方になっていたのだろうなと、あり得たかもしれない可能性が惜しまれてしまう。2022/01/26

kei

0
古本で増補じゃない方を購入。梅原末治(に対する強烈な批判等)の印象が強い。2014/01/30

ナオ

0
小林と梅原が好対照。梅原の生きざまがすさまじい。2012/08/13

おらひらお

0
1994年初版。1996年増補版。学生時代に購入し、たびたび読み返す。数多くの研究者を輩出した研究室のはなし。考古学が人間臭い学問であることを再確認する。また、研究者の評伝を書くのは難しい気もするが、梅原・小林両評伝は落ち着いた筆運びでうまくまとめられている。2011/02/20

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