大阪市立大学法学叢書<br> ドイツ戦後政治経済秩序の形成

大阪市立大学法学叢書
ドイツ戦後政治経済秩序の形成

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  • サイズ A5判/ページ数 224,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641049680
  • NDC分類 332.34
  • Cコード C3031

内容説明

本書は、戦後(西)ドイツの経済政策パラダイムとして今日まで同国の経済社会政策の大枠を規定してきた「社会的市場経済」コンセプトの成立について論じたものである。

目次

第1章 キリスト教民主党の成立とキリスト教社会主義
第2章 アデナウアーとキリスト教社会主義
第3章 「社会的市場経済」への道
補論 「1945年」と「社会的市場経済」―連続・非連続問題と「妨げられた新秩序」の問題を中心に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mininayo

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戦後ドイツの政治経済体制を特徴づける「社会的市場経済」は、後の新自由主義の原型とされることもあれば、ドイツ版の修正された資本主義として評価されることもある。本書では、そうした社会的市場経済の両義性が、戦後のCDUの基本綱領作成過程をめぐる諸構想のぶつかり合いのなかで形成されたことが論証されている。たいへん勉強になった。2017/04/25

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